ご挨拶

はじめまして。
社会保険労務士の寺田雅生です。

私は現在、従業員30人未満の中小企業を中心に、人が崩れない雇用の構造づくりを目的とした助成金申請代行と労務管理の支援を行っています。助成金は単なる資金獲得の手段ではなく、労務や職場環境を現実的に見直すための「きっかけ」として位置づけています。

独立前は、営業、コールセンター、労務、人事、福祉分野での資金相談業務など、複数の現場で会社員として働いてきました。
その中で一貫して感じていたのは、「制度上は問題がないのに、現場では、働く人も経営者もそれぞれに疲弊している」ということです。
例えば、現場の小さな違和感が放置された結果、ちょっとした行き違いが大きな対立に発展してしまったりする場面です。これは、会社員として現場にいた頃から、何度も見てきた光景です。

そうした経験を経て、私は「制度を当てはめる側」ではなく、現場と経営者の間に立って調整する専門職として働きたいと考え、社会保険労務士として独立しました。
独立前に会社員として複数の現場を通過し、その中で、個人の感情の揺れと、組織全体の空気の変化を実際に経験してきたことをもとに、「机上ではなく、現実に機能する労務管理」を重視しています。
現場にいた頃、制度や仕組みに違和感を覚えても、当事者の立場では調整しきれない場面が多くありました。
内部からではなく、外部の専門職として関わるほうが、現実的にできることが多い。そう感じたことも、独立を選んだ理由のひとつです。

私は、いわゆる「エリート社労士」とは異なる立ち位置にいます。現場で迷い、悩み、組織に疲れた経験があるからこそ、正論ではなく、現場で無理が生じていないかという視点から、経営の判断を整理します。

雇用や職場について、「何となく不安はあるが、誰に相談すればいいか分からない」そう感じておられるなら、ぜひ一度ご相談ください。
無理に助成金の活用を勧めたり、現実に合わない制度導入を押し付けたりすることはありません。
現在の状況を整理したうえで、必要なこと・やらなくていいことを含めて、現実的な選択肢をご一緒に考えます。

オフィスフラン社会保険労務士事務所
代表 寺田 雅生